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2009年06月03日

ベーグルの発祥

ベーグルは中央ヨーロッパ、おそらくはポーランドで発祥した。1610年のクラクフの文書に、出産後の女性に"beygl"が贈られたと記されている。これはしばしばベーグルに関する既知の初文献として参照されるが、この"beygl"が何であったのかについてははっきりとしていない。"beygl"は現在のベーグルのようなものであったのかもしれないし、「あぶみ(鐙)」を意味する"beugal"に関連した何かのことであったかもしれないし、それ以外のものであったかもしれない。

よく言われる起源説では、ベーグルの起源は1683年、ウィーンのユダヤ人のパン屋によるものとされるが、このパン屋の名は明らかになっていない。このパン屋が第二次ウィーン包囲における勝利を祝ってベーグルをポーランド王ヤン3世に献上したと言われている。その際、騎兵隊の突撃を記念するためにあぶみの形に作られたという。

ベーグルがあぶみを意味する "baugal" から名付けられたという説は、その単語の類似性からも、伝統的なベーグルは完全な円形ではなく、若干あぶみに似た形をしていたという事実からも、もっともらしいように思われる。

さらには、ベーグルという名は「円形のパン」を意味するイディッシュ語の "bugel" またはドイツ語の "Bügel" から来ているという説もある。

日本語にベーグルが定着する以前はユダヤパンという訳語も見られた。

ベーグルは1880年代に移民によってニューヨークにもたらされ、広まっていった。1920年代までは、大規模な東欧系ユダヤ人社会のある都市を除いて、ベーグルはアメリカ合衆国内では珍しいものであったが、20世紀最後の20年くらいの間に、ベーグルは広く北アメリカで一般的なものになった。

北アメリカにおけるベーグルは、モントリオールのものとニューヨークのものが最もよくよく知られている。モントリオール式ベーグルは、生地に麦芽と鶏卵を使い、塩を使わず、入れる前に蜂蜜を入れた湯で茹であげ、薪を使って窯で焼き上げる。黒いケシの実をふりかけた「ノワール」( Noir「黒」)と白胡麻をふりかけた「ブラン」(blanc、「白」)の二つのバリエーションが主流であったが、近年ニューヨーク風ベーグル同様味のバリエーションが増える傾向にある。ニューヨークのベーグルは、麦芽と塩を使い、様々な味のバリエーションがあり、生地を茹でたあとに普通のオーブンを使って焼く。モントリオールのベーグルがもっちりとして全体に詰まった食感になるのに対し、ニューヨークのベーグルは膨れて表面が堅くなる。モントリオールのベーグルはニューヨークのベーグルに比べて若干甘く、小さめである。今日クラクフやパリで見られるベーグルは、ニューヨークのものよりもモントリオールのものに近い。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

意外。ポーランドが発祥みたいですね。


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